ITスキル標準(“ITスキルスタンダード”あるいは“ITSS”、以下“ITSS”)とは、ITプロフェッショナルの教育・訓練等を有効に行うために、IT関連サービス業務を大きく11職種に分類し、それぞれを最大7段階にレベル分けしたものです。
わかりやすくいうと、ITSSはITサービス企業、教育サービス機関、そしてITエンジニアのみなさんにとって、下記のような存在になることを目的としています。
- ITサービス企業にとって、戦略的な人材育成を行う際の目安となる。
- 教育、研修サービス提供機関にとって、ITサービス企業が望む教育プログラムの作成の際の指標となる。
- ITエンジニアにとって、自らのキャリアパスイメージを明確に持ち、どのようなスキル開発を行うべきかを判断する指標となる。
現時点ではITSSユーザー協会が発足し(リクルートスタッフィングも加入)、IT業界内で積極的にその活用方法を検討しはじめた段階ですので、エンジニア個人がITSSのレベルを掌握することが、そのまま就業機会の増加に直結するとはいえません。しかしITSSの内容自体への業界からの評価は比較的高く、今後急速に普及していく可能性が高いといえます。したがって、早期に自らのレベルを掌握したうえでITSSに沿ったキャリアプランを描き、効率的なトレーニングを行っていくことが必要といえます。仮になかなかITSSが普及しなかったとしても、その内容自体は適正なものですので、結果的には効率的なキャリア形成の一助になることでしょう。
「多くのエンジニアの方々にスキル診断を行っていただき、有効なキャリアデザインを描いてほしい」——ITスタッフィングでは、エンジニアのみなさんのスキル開発のためにも、ITSSを受けることをお勧めしています。今後、スタッフ登録した方に、ITSSのスキル診断を無料で行うサービスを実施する予定もありますので、是非、この機会にITSSの必要性について考えてみませんか?



